04 舟形町
セッション情報
- 開催日時
- 2024年11月10日(日)14:00~16:00
- 会場
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舟形町中央公民館 3階大ホール
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- 内容
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- エリアセッション(90分)
- 会場観覧者とのディスカッション(30分)
- 観覧
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イベントは終了しました。
当日の様子はアーカイブ映像をご覧ください。
- その他
- 参加無料
Event Report 開催レポート
町制施行70周年を記念し、舟形町で開催されたエリアセッション。後半は、町長や町教育長をはじめとする会場参加者も加わり、みんなで町の「未来予想図」を描きました。
「YAMAGATA Youth Summit 2024」の第3回エリアセッションが、11月10日に舟形町で開かれました。テーマは「戻ってきたいまちづくりを考える ~町制施行70周年から始まる未来予想図~」。舟形町は山や川の恵みにあふれ、町の中央を流れる最上小国川のほとりからは、日本最大級の土偶、国宝「縄文の女神」が出土し、町のシンボルとなっています。同町は、今年12月に町制施行70周年を迎え、その記念事業の一環としてユースサミットを開催しました。ハンターでもある若手町職員、高校生や大学生、アメリカ出身の元ALT、お笑い芸人などさまざまなバックグラウンドを持つ8人がディスカッションしたほか、祖父から継承した田んぼや畑を父と共に守っている高校生がビデオメッセージを寄せました。
町が実施する「日本一のおいしい給食食育推進事業」については、パネリストから「素敵な事業!」「大人も日本一の給食が食べられるレストランがあればいい!」などさっそくさまざまなアイデアが飛び交い、森富広町長自らがメモを取りながら、事業の背景にある思いをプレゼンする場面も。公務員ハンターが気付いたこの町だけの魅力、県外・町外から進学のため移住してきた大学生による町発信のアイデア、ボランティアを頑張る高校生がこれからやってみたいこと、欧米人の視点で見たインバウンドの可能性、町の魅力をもっと広めるための女性芸人の発想など、歴史ロマンと豊かな自然があふれる舟形町の価値を共有し、住み続けたいと思える舟形町の未来予想図をみんなで描く、深くて濃い時間となりました。
町職員かつ猟友会の一員として活動し、SNSでの発信も始めたという斎藤さん。「舟形町で体験できるリアル猟師の世界、みんな知りたいと思う!」とパネリストたちが絶賛。
高校生ボランティアサークル「ふなっ子」の一員として活動する加藤さん。保育園を訪問したり、お祭りの運営をサポートするなど幅広い活動内容を紹介しました。
加藤さん同様「ふなっ子」メンバーの八鍬さん。「小さなフェスを開催したい」という町活性化のアイデアに対し、パネリストのスパイクが協力を約束!?
「舟形町が大好き」と語る青森県出身の坂本さん。町内会のイベントなどにも精力的に参加し、町の公式SNSアカウント「ふながた暮らし」で、日々町の魅力を発信中。
授業の一環で、町内にある産直施設のリニューアルを考えている舟越さん。「遊具やドッグランがあり、子どもも楽しく過ごせる場所になれば」と、産直をきっかけにした地域の活性化を提案してくれました。
「欧米人は特別な体験を求めて東北にやってくる。鮎釣りなど舟形町でしかできないスペシャルなツアーをマーケティングをしてみては?」と平具蘭土さん。
女性コンビ芸人スパイクのツッコミ担当・松浦さんは鶴岡市出身。クラゲでブレイクした鶴岡市立加茂水族館を例に、舟形町でも“一点突破”を提案しました。
スパイクのボケ担当・小川さんはキャンプが好き。「自然豊かな舟形町で、ヨガや座禅のプログラムなどのイベントを毎週開催してほしい」とリクエスト。
高校に通いながら農業に従事する伊藤さん。本格的に農業をはじめることになったきっかけや、舟形町の田んぼを守り、もっと活気のある町にしていきたい、という未来への想いを語ってくれました。
YouTube Live ライブ配信
Regional Forum エリアセッション
~町制施行70周年から始まる未来予想図~
登壇者紹介
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パネリスト山形県立新庄北高等学校2年
伊藤 奏和 さん
Kanato Ito舟形町長沢(長尾)で農業をする高校生。経営面積:水田1haなど。保育園の頃から手伝いをしており、中学1年のコロナ禍の休校期間から本格的に農作業を始める。中2の夏に祖父が病気になってしまい3月に他界し、そこからは父と田んぼを継いでいる。田んぼの他に春先の苗作りや自分でさつまいもやレタスも栽培。2022年の少年の主張大会に農業をテーマに出場した。
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パネリスト舟形町高校生ボランティアサークル「ふなっ子」
加藤 つばき さん、八鍬 なつみ さん
Tsubaki Kato , Natsumi Yakuwa新庄東高等学校1年の八鍬さんと、県立霞城学園高等学校1年の加藤さん。舟形町の高校生ボランティアサークル「ふなっ子」は、40年以上もの歴史のあるボランティア団体。町内の子どもたちとの交流活動や、高齢者・障害者福祉施設でのボランティアに力を入れている。
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パネリスト
東北農林専門職大学
坂本 優稀 さん、舟越 美咲 さん
Yuki Sakamoto , Misaki Funakoshi令和6年4月山形県新庄市に東北農林専門職大学が開学。舟形町では、町内に住む県内外から集まった学生を全力でサポートしている。
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パネリストMY英語スクール代表取締役 / 元舟形町教育委員会外国語指導助手(ALT)
平具蘭土 来安(ヘイグランド・ライアン)さん
Ryan Hagglund1998年にALTとして山形県真室川町に赴任し、そこで3年間勤務。オレゴン州に姉妹校を立ち上げ、生徒らを研修旅行に連れて行くなど、3年間の内にさまざまな活動を行う。その後、山形市内の高校で5年間、教員として勤務。2007~2010年にALTとして舟形町で勤務。2008~2017年に山形大学で教鞭をとる。現在マイ英語スクールの代表を務めている。
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パネリスト舟形町まちづくり課
斎藤 優輝 さん
Yuki Saito舟形町まちづくり課地域支援係主任。移住定住や若者支援担当になって2年目。舟形町猟友会に所属。
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パネリストスパイク(芸人)
松浦 志穂 さん、小川 暖奈 さん
Shiho Matsuura , Haruna Ogawa松浦 志穂 さん
山形県鶴岡市出身。趣味は、タヒチアンダンス、メガネ、メガネグッズ集め(伊達メガネ50以上)、SMAP鑑賞(ファンクラブ歴15年)。特技は、カラオケ、タヒチアンダンス、剣道(三段)、ナレーション、もらい泣きが早い。小川 暖奈 さん
愛知県名古屋市出身。趣味は、音楽鑑賞、映画鑑賞、散歩、遠出、猫と戯れる。特技は、笑顔で歯で風船を割る。ともに、2008年 NSC東京校 14期生。
1993年山形生まれ。日大山形高校を卒業後アメリカ、ワシントン大学へ留学。個人事業主向けのコンサルティングを経て、法人向けブランド戦略コンサルティングを展開。現在は中小企業を中心に、唯一無二の価値を発見し言語化するミッション・ビジョンの策定や理念浸透などの社内向け施策から、WEBサイト、広告、新規事業開発、採用などに関連した外向け施策までトータル的なブランド戦略を手掛ける。
フリーアナウンサー。代々神主の家系に生まれ育ち、学生時代は巫女として奉仕していた。大学からの推薦をきっかけに在学中から地元テレビ局の番組レポーターやテレビCMへの出演、イベントMCなどを務める。大学卒業後一年間の番組契約でエフエム山形に入社し、自治体番組のパーソナリティ兼制作を担当。翌年度からフリーアナウンサーとして活動をスタートさせる。山形を拠点にラジオパーソナリティ・イベントMC/司会・ナレーション・モデル・テレビや動画のリポーター等精力的に活動し、活動の幅を宮城や福島など県外にも広げ、キャラクターの吹替やWEBドラマへの出演も。現在出演しているFM山形「RAMP.」はリスナー人気投票で一位を獲得(2023年2月)。また、スポーツ観戦好きが高じてカートレース実況やバレー・バスケ・サッカー等プロスポーツチームの試合会場でMCも務める。