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Event Report 開催レポート

価値を共有し、
共にセカイを変えていく

多彩なゲストが山形に集結。トークショーやパネルディスカッション、アトラクションなど出演者が全員、英語で自身の意見を伝え、山形の価値を世界へと発信しました

海外に向けた山形の存在感を高め、若者や外国人にとって魅力的な山形県の実現を図るため、昨年に続き２回目の開催が決まった「YAMAGATA Youth Summit2023」。11月10日、山形市の山形県郷土館「文翔館」を舞台とするオープニングイベントで幕を開けました。世界への発信を前提に、全編英語で行われたイベント。歓迎アトラクションでは山形発のアイドルグループ「anew」と天童高校ダンス部、やまがた愛の武将隊＆民謡一家がそれぞれダンスや歌、演舞などのパフォーマンスを披露しました。吉村美栄子山形県知事はビデオレターで、イベントのため集まった多くの人を歓迎。山形在住・出身の学生が自身の活動や山形の魅力についてプレゼンテーションしました。

トークショーでは株式会社ライフブリッジ代表取締役の櫻井亮太郎さんが「YouTuberが教えるセカイの動かし方」と題し、動画がバズるための秘訣などを紹介。パネルディスカッションでは語学が堪能で、ビジネスや社会活動の第一線で活躍する５名が登壇し、山形の価値や大事にしている価値観などについて話し合い、若者へのアドバイスを送りました。またマーシュブローカージャパン株式会社取締役会長の平賀暁さんが「若者へのメッセージ」として「継続することが大切」と語り掛けました。

終了後、会場では参加者同士が名刺交換をしたり、質問をするなどして交流を深めていました。

「山形から世界を染めていく」を目指し2022年12月にデビューした４人組アイドルanew（あにぅー）が歓迎アトラクションに登場

公務のためビデオレターを届けた吉村美栄子山形県知事。「今年はコロナ禍で変わった価値観を世界中と共有し、世界をもっと面白くしていくことに焦点を当てたい」

米沢興譲館高校１年の佐藤陽香さんが英語でプレゼン。人種差別撤廃を研究テーマとしており「心の境界線をなくしていきたい」と語りました

インドネシア・パプア州の大学に留学中で国際関係を学んでいる長澤パティ明寿さん（慶応義塾大学４年）。「山形とパプアの絆を発展させたい」

菅原美育さん（津田塾大学４年）は山形が自然豊かでグルメ天国、人が温かく独特の方言もあり旅行者の心を魅力する土地だとアピール！

全国大会出場を目指し練習に励む天童高校ダンス部。赤×黒の衣装、黄色のブレザーの２チームがそれぞれキレの良いパフォーマンスで会場を沸かせました

YouTuberとして世界に向けて動画で日本を発信している櫻井さん。バズるためにはユニークさ、独自性が必要で「突出することを恐れないで」と力強く訴えました

武将隊と民謡一家のパフォーマンスは刀や扇、尺八や三味線など「JAPAN」要素が満載。“直江兼続”は「今日の学びをここ文翔館から世界へ」と呼び掛けました

「粘り強く一つのことを続けよう」。グローバル企業・マーシュ社で長年リスク・コンサルに従事する平賀さんが若者へメッセージを送りました

パネルディスカッションのファシリテーターを務めたアリス フレンチさん。山形県国際交流員を経て現在は日本経済新聞社 Nikkei Asiaの記者

佐々木真奈美さんは、山形でのアナウンサー時代に感じた山形の特徴、29歳で留学を決め渡米した際に感じた価値観のギャップなどを語りました

東京五輪2020組織委員会で働いた経験がある秋吉ファビオ和雄さん。コロナ前後での価値観の変化や、世界の人たちとのコミュニケーション術を披露しました

「山形のレストランにヴィーガンのオプションが増えることを期待する」と斉木 アリーナ クリスティナさん。自らがどのように日本語を学んだかも教えてくれました

「若い女性の起業家であることで苦労したことは？」といった質問に答える大田和響子さん。留学経験はなく、どのように英語を身に付けたかも教えてくれました

Talk Show トークショー

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  株式会社ライフブリッジ・代表取締役 ⁄ 内閣府クールジャパン・プロデューサー ⁄ 一般社団法人宮城創生DMO 副会長 ⁄ 宮城ワーケーション協議会 共同代表

  櫻井 亮太郎 さん

  Ryotaro Sakurai

  宮城県仙台市出身。中学卒業後にアメリカに単身留学。リッチモンド大学 国際経営学科卒業（英国）。10年間の海外生活を経て帰国。6年間の金融機関での勤務を経て、2006年に故郷、仙台にて株式会社ライフブリッジを設立。
  独自に開発したカタカナを読むだけで売上に直結する「カタカナ接客英語研修」など、インバウンドに特化した研修・講演を全国で行うほか、従来の翻訳に編集というひと手間を加えた外国人観光客が買いたくなる「編訳」を手掛ける。2016年からは、欧米豪向けYouTubeチャンネルとしては日本最大級で、現在、登録者数280万人を超す「Abroad in Japan」をプロデュース。2020年より、YouTubeチャンネル”Ryotaro‘s Japan“（登録者15.3万人）とInstagram(フォロワー7.3万人）を開設し、地方の魅力を世界に伝える海外向けプロモーションにも尽力。インフルエンサー目線による「SNSを活用した効果的な情報発信研修」も実施する。デジタルマーケティングから得たデータを元に『時間と距離を超えても行きたくなる』テーマ性が高い高単価・高付加価値のツアーの企画・造成も行っている。

Panel Discussion パネルディスカッション

パネリスト

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  ヴィーガンホスピタリティコンサルタント / ツアーガイド・トラベルプランナー

  斉木 アリーナ クリスティナ さん

  Alina Cristina Saiki

  高校の時から独学で日本語を学び、2015年に神戸大学経済学部の学生として来日。その後、経営学の大学院（英語コース）へ進学し、卒業後には東京の日経コンサルティング企業へ入社。
  2年半勤めた後、永住権を獲得し、Vegan Omotenashiというヴィーガンメニュー導入支援の事業を立ち上げた。同時に旅行関係の仕事をし、外国人観光客と接することが多い。
  5年間以上ヴィーガン生活を継続し、趣味は旅行、写真、温泉やカフェ巡り。

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  フリーアナウンサー / レポーター

  佐々木 真奈美 さん

  Manami Sasaki

  早稲田大学第一文学部卒業後、山形テレビにアナウンサーとして入社。
  夕方ニュース番組の「スーパーJチャンネルYTSゴジダス」のキャスターや、「朝だ！生です旅サラダ」のリポーターとして山形県の魅力を伝える仕事を経験。
  退社後はフリーランスとなり、2013年から約3年間、TBS NEWSにて24時間ニュースチャンネルの報道キャスターに就任し、地上波のニュース番組などを担当。2016年に渡米。
  ノースカロライナ大学チャペルヒル校に留学後、ロイター通信社ニューヨークなどと契約し、TBSの経済番組でニューヨークのマーケット中継キャスターや、文化放送のアメリカ担当リポーターとして、アメリカの政治経済などあらゆることを毎週リポート。その後日本へ帰国すると、経済番組のキャスターなどを歴任してきた。

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  ラトナ株式会社 代表取締役社長

  大田和 響子 さん

  Kyoko Otawa

  東京女子大学卒業後、新卒で楽天へ就職、その後アクセンチュアでコンサルタントとして従事したのちラトナ株式会社を創業。AIやIoTの開発を行い、大手製造業や小売の現場、物流業など、まさに人手不足が深刻化する業界において先端技術の力を活用した解決を目指している。東京都APT WomenやGoogle Women Founders in APACに選出されており、生成AI活用普及協会の協議員に就任するなど、起業家や先端テクノロジーの有識者としても幅広く活動をする。1991年生まれ、神奈川県小田原市出身。なによりも猫が好き。

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  大手食品メーカー

  秋吉 ファビオ 和雄 さん

  Fabio Kazuo Akiyoshi

  ブラジルで生まれ、小学校2年生の時に家族と共に来日。専門学校を卒業後、インド、メキシコで駐在やバックパッカーを経験。
  2019年より東京オリパラ組織委員会国際局にて世界各国選手団の受入れコーディネーターとしてブラジルやアフリカ諸国を担当し、その後、大手食品メーカーへ入社。現職では社内デジタル活用の推進に従事。
  32ヵ国を訪れ、3年前に日本国籍へ帰化。妻は中国人で、家庭内では英語を使用。趣味は散歩、筋トレ、アニメ鑑賞。最近では歴史や政治にも関心を持つ。日本語、ポルトガル語、英語、スペイン語を話すことができる。

ファシリテーター

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  Nikkei Asia 記者

  アリス フレンチ さん

  Alice French

  2019年イギリスのケンブリッジ大学日本学科専攻卒。その後京都の同志社大学への留学。2019年から山形県国際交流員（JETプログラム）を経て、2021年10月から現在、日本経済新聞社Nikkei Asiaエディター補佐（ビッグストーリー担当）・記者として務める。趣味・興味は、ランニング、登山、アカペラ、フェミニズム・ジェンダー問題。

Welcome Attraction 歓迎アトラクション

YAMAGATA Youth Summit 2023 アンバサダー
anew（あにぅー）

2022年12月デビュー4人組アイドルグループ anew（あにぅー）
山形県山形市を拠点として世界へ向けて活動中。
Art idol new world をコンセプトとして、独自のオルタナティブな音楽を軸に、それぞれの異なった個性を最重要としたメンバーが、地方からでも世界を染めていける事を体現していきます。
2022年12月の毎月開催自主企画イベント『チカカラ』から、毎月100名以上を動員。
2023年5月には台湾ツアーを成功させデビューから東京含め、様々な場所からのオファーが絶えず精力的に活動中。

オフィシャルサイトhttps://anew.ink

★初デジタルリリース ミニアルバム『世界ヲ染めていく』が英国チャート j-pop 部門で首位を獲得！！

やまがた愛の武将隊＆民謡一家

やまがた愛の武将隊

やまがた愛の武将隊は、2010年に結成された、山形県の公式戦国武将隊です。400年以上の昔、東北・山形の地で隆盛を極めた偉大な戦国武将たちの魂を受け継ぎ、今なお語り継がれる数々の戦武勇と、武将たちが愛した、誉れある郷里の歴史文化と、魅力あふれる地域の誇りを、全国各地に伝えています。

民謡一家

和太鼓を中心に、民謡や三味線などを織り交ぜた演奏、舞台を家族でしています。昭和23年に始まり、米沢盆唄などの米沢の民謡、山形・全国の民謡、米沢のお祭りに携わった最初の曲「上杉太鼓」を中心にしたレパートリーで全国各地を回りました。それから、3世代にわたり民謡・和太鼓などの民謡一家が築いてきた伝統を守り受け継ぎ、後世へ伝えております。

天童高校ダンス部

こんにちは！天童高校ダンス部です。私たちは、2年生11人、1年生11人の計22人で活動しています。週5日の部活動の中で、様々なジャンルに挑戦しており、最近では、7月末にあった天高祭と高校生ダンス選手権に向けて、練習を重ねてきました。コーチのHimawariさんとSEIさんのご指導の下、冬にあるダンスドリル大会、USA大会での優勝、全国大会出場を大きな目標として頑張っています。
YAMAGATA Youth Summmit 2023に出演させていただき、誠にありがとうございます。私たちの、気持ちのこもったパフォーマンスを、どうぞご覧ください。