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03 長井市

セッション情報

開催日時
2023年11月22日(水)午後4時~午後6時
会場
長井市役所1F 市民交流スペース
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内容
観覧
イベントは終了しました。
当日の様子はアーカイブ映像をご覧ください。
その他
参加無料
長井市役所

Event Report 開催レポート

エリアセッションの様子
エリアセッションの様子

長井市役所の一角を会場に行われたエリアセッション。「遊び」をテーマに楽しいトークが弾みました

長井市は競技用けん玉の生産量が日本一で、けん玉を「市技」として多くの市民が愛好しています。また豊かな自然と水環境を生かしたさまざまなアクティビティーが四季を問わず盛んで、観光客の人気を集めています。さらに最近では、スマートシティーの実現に向けたデジタル技術導入の一環としてeスポーツの普及を通した地域おこしが試みられ、常設のeスポーツ施設もあるなど、この分野での先駆的な取り組みが行われています。つまり長井市は、長井市ならではの「遊び」に恵まれた場所といえるのです。エリアセッションでは「アップデート長井!~遊びを通した世界とのコミュニケーション~」をテーマに、垣根を越えた新たな「遊び」の創造や世界との交流の可能性について意見交換しました。

けん玉、自然を生かしたアクティビティー、eスポーツ、それぞれ魅力的で、愛好者がたくさんいます。それらを生かして人を呼び込むためには「長井にだけしかないものをつくらなければいけない」といった指摘がなされました。また、それぞれが単独で魅力のあるコンテンツですが、垣根を越えたコラボレーションは盛んではありません。「遊び」をキーワードにさらに魅力的な地域を作るには、「横のつながりを生かし、足し算が掛け算になるような仕掛けを行えばいいのではないか」との提案も出されました。

長井市が持つ「遊び」は、市のブランド力を高めるまたとないツールであることも、あらためて認識されました。

斎藤環樹副市長

冒頭、長井市の斎藤環樹副市長があいさつを行いました

梅津雄治さん

アドバイザーの梅津雄治さんは長井市におけるけん玉の歴史や市民への浸透を図った経緯などを説明してくれました

原田真吾さん

間伐材を使った板で雪上を滑走する「雪板」について説明する原田真吾さん。「ここにしかないもの」を生かしたツアーを次々に企画し発信しています

シェルビー・ブラウンさん

けん玉の技を披露するシェルビー・ブラウンさんは来日後にけん玉の魅力に取り付かれ、長井に来てからは雪板にも挑戦したとのこと

ニック・ギャラガーさん

「大好きなけん玉を仕事にすることができるから」と長井に来たニック・ギャラガーさんは2018年のワールドカップ優勝者

Kir1nさん

山形大学で学びながら、eスポーツのプロの「アナリスト」として活動するKir1nさんは、世代や国境を越えて人気のeスポーツ事情を解説

宇津木透悟さん

長井工業高で学ぶ宇津木透悟さんは「プロのeスポーツ選手になるのが夢」と目を輝かせました

諏訪愛琴さん

長井工業高の諏訪愛琴さんはeスポーツ大会のサポートを経験。「けん玉はあって当たり前の物だけど、魅力をあらためて知ることができました」

三浦拳さん

ファシリテーターの三浦拳さんは、遊びの要素を足し、掛け合わせることでのブランディングを提案しました

パネリストの方々

けん玉を手に笑顔を見せるパネリストの方々

セッション後の交流会の様子

セッション後の交流会では、情報交換しながらけん玉にもチャレンジしました。

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来場またはオンラインにて参加いただいた皆様はアンケートのご協力をお願いいたします。

Regional Forum エリアセッション

アップデート長井!
~遊びを通した世界とのコミュニケーション~

登壇者紹介

  • 梅津 雄治
    アドバイザー
    有限会社山形工房 代表取締役

    梅津 雄治 さん

    Yuji Umetsu

    1985年生まれ。山形県長井市出身。中央大学経済学部を卒業後、警視庁に入庁。2008年10月有限会社山形工房に入社。
    現在は同社の代表取締役社長を務める。
    有限会社山形工房は1973年に創業。木地玩具製造から始まり、現在は「競技用けん玉」の生産量で日本一を誇る企業。

  • 原田 真吾
    パネリスト
    一般社団法人 やまがたアルカディア観光局 観光交流係 野川まなび館担当係長

    原田 真吾 さん

    Shingo Harada

    1980年北海道生まれ 長井市在住
    長井ダムの麓にある野川まなび館で、SUPや水上自転車・バギーやシャワークライミングのほか雪板の体験プランの企画立案・ガイドに従事。長井ダム周辺を子供から年配の方まで家族みんなが楽しめるエリアになるよう日々奮闘している。
    現在二児の父。

  • シェルビー ブラウン
    パネリスト
    SPIKE3代目管理人 / 長井市地域おこし協力隊

    シェルビー ブラウン さん

    Shelby Brown

    アメリカアーカンソー州出身
    福島県にて外国語指導助手をしていた頃に「けん玉」と出会い、練習の様子をSNSにアップするうちに世界中のけん玉プレイヤーと交流。けん玉ワールドカップをきっかけにSPIKE管理人に応募し現在に至る。

  • ニック ギャラガー
    パネリスト
    SPIKE4代目管理人 / 長井市地域おこし協力隊

    ニック ギャラガー さん

    Nick Gallagher

    アメリカワシントン州出身
    2018年けん玉ワールドカップ世界王者
    11歳からけん玉を始め、数多くのけん玉のタイトルを獲得
    SNS上で交流のあったシェルビーさんに紹介され大学卒業を機にSPIKE管理人となる。

  • Kir1n(きりん)
    パネリスト
    e-Sportsアナリスト

    Kir1n(きりん) さん

    2002年東京生まれ 山形在住 大学生
    プロチームFENNEL所属アナリストとして2022年GC(女性大会)世界TOP8、2023年日本1位 
    プロチームでデータ活用の導入、運用を担当。
    現在はSNSや配信にて初心者にはわかりやすく、上級者でも楽しめる大会情報の発信を行っている。

  • パネリスト
    山形県立長井工業高等学校 機械システム科

    宇津木 透悟 さん

    Togo Utsugi
    山形県立長井工業高等学校 福祉生産システム科

    諏訪 愛琴 さん

    Makoto Suwa
三浦 拳
ファシリテーター 三浦 拳 Ken Miura Brand new day株式会社代表・ブランディングプロデューサー

1993年山形生まれ。日大山形高校を卒業後アメリカ、ワシントン大学へ留学。個人事業主向けのコンサルティングを経て、法人向けブランド戦略コンサルティングを展開。現在は中小企業を中心に、唯一無二の価値を発見し言語化するミッション・ビジョンの策定や理念浸透などの社内向け施策から、WEBサイト、広告、新規事業開発、採用などに関連した外向け施策までトータル的なブランド戦略を手掛ける。

井上 尚子
司会 井上 尚子 Naoko Inoue

1974年12月28日山形県米沢市生まれ、川西町育ち。現在、長井市在住。米沢女子高等学校九里学園在学時(1991年)にアメリカ・カリフォルニア州グレンドラハイスクールに編入留学アメリカ・カリフォルニア州シトラスカレッジに進学。LAの旅行会社勤務・タレント活動を経験ののち、1998年に帰国
ラジオDJ、CMなどのナレーション、ラウンジDJ、司会(英語と日本語の二か国語も可能)、テレビのレポーター(YBC山形放送・TUY・SAYさくらんぼテレビ)雑誌モデル(美STORY)、通訳、やまがた舞子や保育園の英語講師などで活動中。山形県教育委員会「プロフェッショナルに学ぶ」の講師の一人。

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