01 山形市 ⁄ オープニングイベント
オープニングイベント情報
- 開催日時
- 2022年10月30日(日) 午後2時~
- 会場
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山形県郷土館「文翔館」議場ホール(山形市旅篭町三丁目4-51)
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- 観覧
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イベントは終了しました。
当日の様子はアーカイブ映像をご覧ください。
- その他
- 参加無料
1974年12月28日山形県米沢市生まれ、川西町育ち。現在、長井市在住。米沢女子高等学校九里学園在学時(1991年)にアメリカ・カリフォルニア州グレンドラハイスクールに編入留学アメリカ・カリフォルニア州シトラスカレッジに進学。LAの旅行会社勤務・タレント活動を経験ののち、1998年に帰国
ラジオDJ、CMなどのナレーション、ラウンジDJ、司会(英語と日本語の二か国語も可能)、テレビのレポーター(YBC山形放送・TUY・SAYさくらんぼテレビ)雑誌モデル(美STORY)、通訳、やまがた舞子や保育園の英語講師などで活動中。山形県教育委員会「プロフェッショナルに学ぶ」の講師の一人。
Event Report 開催レポート
日本、山形の価値を見直し、
世界へと発信
国内外で活躍する経営者らが登壇したパネルディスカッション。「グローバル、デジタル、アートと21世紀型社会」をテーマに語り合いました
グローバルな価値を山形県から発信する「YAMAGATA Youth Summit2022」は10月30日、山形市の山形県郷土館「文翔館」を舞台とするオープニングイベントで幕を開けました。世界への発信を前提に、全編英語で行われたイベント。歓迎アトラクションでは「オータム弦楽四重奏」と山形大学花笠サークル「四面楚歌」が登場し、演奏と演舞を披露。吉村美栄子山形県知事が「ニューヨークでもパリでもなく、東京でも大阪でもなく、ここ山形からユースサミットを通して日本の価値を世界に発信していきたい」と歓迎のあいさつを行いました。
続いて学生を代表し、九里学園高校2年の鈴木愛梨さんと山形大学人文社会科学部2年の春日七虹さんがスピーチ。「若い世代にできることはたくさんある。山形に誇りを持ち一緒に盛り上げていきましょう」と会場に語り掛けました。
続くパネルディスカッションには国内外で活躍する5人が登壇。財務総合政策研究所客員研究員(山形県総務部長)の小林剛也さんがファシリテーターを務め「グローバル、デジタル、アートと21世紀型社会」をテーマに意見交換しました。パネリストからは「これからは外国人が伝統文化の担い手なる可能性もある。デジタル化がその動きを支える」「山形の『茶室』のような雰囲気を生かし、世界のビジネスパーソンにアピールしてはいかがか』「ダイバーシティがある方が、広いターゲットに地方の魅力を訴求できる」といった提言がなされました。会場の参加者からの質問にパネリストが答える場面もあり、テーマへの関心の高さがうかがえました。
終了後、会場は参加者同士が名刺交換をしたり、再会を喜び合い、交流を深めました。また歓迎アトラクションとして、山形西高校書道部が書道パフォーマンスを披露。「山形の文化を世界の人に知ってほしい」と願い込め、花笠音頭の歌詞を堂々と書き上げました。
歓迎アトラクションで演奏する「オータム弦楽四重奏団」のメンバー。県民歌「最上川」とドヴォルザークの弦楽四重奏第12番「アメリカ」より第4楽章を演奏
山形大学花笠サークル「四面楚歌」のメンバー。花笠音頭の伝統の笠回しを小気味良く踊り会場を沸かせました
主催者としてあいさつする吉村美栄子山形県知事。「大いにユースサミットを楽しみましょう」と語り掛けました
オープニングスピーチで登壇した九里学園高校2年の鈴木愛梨さん
山形大学人文社会科学部2年の春日七虹さん。行動することの大切さなどを訴えました
ファシリテーターを務めた小林剛也山形県総務部長。財務総合政策研究所の客員研究員でもあります
パネリストのAlice Frenchさん。山形県庁で働いた経験も踏まえ、日本と外国の違い、都市と地方の違いなどについて私見を語りました
パネリストのKiNGさん。アーティストとして多彩な活動をする中、コロナ前後での社会の変化やアートの可能性などについて語りました
パネリストの谷本有香さん。数多くの世界のディシジョンメーカーと会話する中で感じた山形の価値について具体的な提言をくださいました
パネリストのWesley Keppel-Henryさん。10年以上東北で暮らし、見えてきた今後の地方の在り方や発信方法について語りました
パネリストの綱川明美さん。AIチャットボットの第一人者としてデジタルを活用した発信方法のアイデアや山形の好きな所を語りました
最後の歓迎アトラクションとして、山形西高校書道部が園庭で書道パフォーマンス。ダンスと書道を融合させ、花笠音頭の歌詞を堂々と書き上げました
YouTube Live YouTubeライブ配信
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来場またはオンラインにて参加いただいた皆様はアンケートのご協力をお願いいたします。
Panel discussion パネルディスカッション
パネリスト
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Forbes JAPAN 執行役員・Web編集長
谷本 有香 さん
Yuka Tanimoto証券会社、Bloomberg TVで金融経済アンカーを務めた後、米国でMBAを取得。その後、日経CNBCキャスター、同社初の女性コメンテーターとして従事。これまでに、トニー・ブレア元英首相、アップル共同創業者のスティーブ・ウォズニアック、ハワード・シュルツ スターバックス創業者はじめ、3,000人を超える世界のVIPにインタビューした実績有。
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株式会社ビースポーク 代表取締役
綱川 明美 さん
Akemi Tsunagawaカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)卒。外資系の投資銀行、戦略コンサル、そして資産運用会社での金融商品の開発業務を経て、2015年に株式会社ビースポークを設立。「こんなのあったらいいな」という思いから事業化した、リアルタイムのコミュニケーションプラットフォームである「Bebot(ビーボット)」というAIチャットボットを国内外の公共機関向けに展開中。世界初の「AI x 国際空港」や「AI x 鉄道駅」など、世界初のAI案件を多数プロデュース。チャットボットの第一人者として、国際会議にも多数登壇。国内では、2021年岸田総理創設のデジタル臨調の有識者、2022年創設の内閣府イノベーション・エコシステム専門調査会の委員も務める。趣味はボードゲーム「カタンの開拓者たち」
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アーティスト ⁄ デザイナー ⁄ プロデューサー
KiNG さん
King多摩美術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了。
在学中より、国内外の企業、行政、媒体、作品、ミュージシャン、俳優等に向け、デザイン、アート、コスチュー ム等を提供。紅白歌合戦、FNS歌謡祭、レコード大賞、世界陸上などの衣装制作多数。
自身のカスタムブランド”KiNG”は、国内外で取り扱い中。
映画プロデューサーや、企業の経営戦略アドバイザーも務める。 -
日本経済新聞社Nikkei Asiaエディター補佐(ビッグストーリー担当)・記者
アリス フレンチ さん
Alice French2019年イギリスのケンブリッジ大学日本学科専攻卒。その後京都の同志社大学への留学。2019年から山形県国際交流員(JETプログラム)を経て、2021年10月から現在、日本経済新聞社Nikkei Asiaエディター補佐(ビッグストーリー担当)・記者として務める。趣味・興味は、ランニング、登山、アカペラ、フェミニズム・ジェンダー問題。
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The Hidden Japanインバウンド・オペレーション
Wesley Keppel-Henry さん
Wesley Keppel-Henryカリフォルニア大学バークレー校(UC Berkeley)卒。
東日本大震災1年後、避難者学校に英語を教えるため日本に引越し。それから、東北拠点のデザイン・マーケティング・翻訳会社に入社。宮城県海外向け公式観光ウェブサイトVisit Miyagiの編集長や展示解説翻訳の事業に携わりました。現在、山形県拠点の全国旅行会社The Hidden Japanにて勤務。
ファシリテーター
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山形県総務部長
小林 剛也
Opening speech オープニングスピーチ
九里学園高校2年 鈴木 愛梨 さん
Welcome Attraction 歓迎アトラクション
オータム弦楽四重奏団
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ヴァイオリン
松田 佳奈 さん
大阪教育大学芸術専攻音楽コース卒業、相愛大学音楽専攻科修了。大阪音楽大学大学院修了。第26回広島市新人演奏会に出演。ショパン・アカデミー夏期講習会にて修了コンサートに出演、ディプロマ取得。第10回ベガ新人演奏会に出演、優秀演奏賞受賞。2013年広島にてリサイタル開催。弦楽四重奏で2010、’13、’15、’16、’17年にジャパン・ストリング・クヮルテットによるPhoenix OSAQA弦楽四重奏公開マスタークラスを受講。あわぎんホール芸術家派遣事業よる高等学校公演を行う。弦楽四重奏のリサイタルを山形、東京、大阪、奈良にて開催。山形交響楽団などのオーケストラへの客演、ソロや室内楽など東北、関西を中心にフリーランス奏者として活動中。大阪音楽大学演奏員。トート音楽院オンラインレッスン"musicy"、オケ専♪「山形室内楽サークル”べにばな”」講師。フィアクレーカルテットメンバー。
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ヴァイオリン
駒込 綾 さん
山形大学教育学部 総合教育課程 音楽文化コース卒業。2002年〜2011年、山形弦楽四重奏団のメンバーとして活動。2015年、2017年、山形市文翔館議場ホールにてソロリサイタルを開催。2019年オリジナルCD『しあわせのカタチ』2022年RIM『Summer Reflections』をリリース。現在、フリー奏者として様々なユニットで自主公演、各種イベントや依頼演奏を行う。クラシックをはじめ、ジャズやポップスのステージなど、その活動内容は多岐にわたる。さらには、オーケストラの弦楽器トレーナーとして、後進の指導に力を注いでいる。『ピアノ三重奏 トリフォーリオ』『美寿&綾』『Bouquet de Bijoux』『杜の弦楽四重奏団』『いち、に、の三重奏』『トリコ・デ・ムジーク』『RIM』各メンバー。山形北高等学校音楽科非常勤講師。山形市にて《フェルマータヴァイオリン教室》を主宰。
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チェロ
永富 さおり さん
3歳よりピアノを始め、中学校でホルンを学ぶ。宮城第一女子高等学校理数科入学と同時にチェロと出会う。震災後NPO法人イエローエンジェルの支援を受け、2013年桐朋学園大学卒業。国際音楽祭NIPPONマスタークラス、草津夏期国際音楽アカデミーマスタークラス修了。第45回及川音楽事務所新人オーディション最優秀新人賞第2位。2020年よりプラハ交響楽団オンラインオーケストラアカデミー在籍。室内楽や国内オーケストラでの客演など、各地で演奏活動をする傍ら、プログラムノートの執筆も行っている。
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ヴィオラ
村井 薫 さん
東京都立芸術高校、愛知県立芸術大学卒業。ヴァイオリンを瀬戸瑤子、沢和樹、霜佐紀子、山田圭子、長谷川孝一ほか各氏に、ヴィオラをミロスラフ・セフノウトカに師事。在学中 日本室内楽アカデミー若手芸術家の為のオーディションにてカルテットで奨励賞受賞。名古屋二期会オペラにてアカデミー管弦楽団コンサートミストレスを務める。草津国際アカデミーに室内楽奨学金を受け度々参加。日本女子大学附属高校講師、都立芸術高校講師(2002~2017年)を経て現在フリー奏者としてソロ、室内楽、オーケストラ等で演奏活動を行うほか、アレクサンダーテクニーク教師としても各地で教えている。